スマホ首とは?セルフチェックと改善方法を解説!
こんにちは!
カロトレケア千種店です。
暇な時間や電車やバスの移動中などはついついスマホ触ってしまいますよね。
スマホは世の中をとても便利にしてくれましたが、スマホが原因で姿勢が悪くなったり、身体が痛くなることがあるって知ってましたか?
今回は現代病の一つでもあるスマホ首についてお話しさせていただきます。
スマホ首って何?
スマホ首とは名前の通り、スマートフォンやパソコンを長時間利用することにより、首や頭が前に出て首の骨(頚椎)が真っ直ぐのまま固定されている姿勢のことです。頚椎の正しい姿勢は前方にカーブを描いて並び、このカーブがクッションのような働きをして頭を支えています。しかし、スマホ首によって頚椎が真っ直ぐになり、頭が前に出てきてしまうと首の負担が大きくなることで体に様々な不調を引き起こします。
スマホ首が与える影響
自律神経の乱れ
スマホ首になると首の筋肉や神経に負担がかかるため、自律神経の乱れを引き起こすことがあります。
自律神経は交感神経と副交感神経から構成され、この2つの神経をバランス良く保つことで体のコンディションを整えています。スマホ首により自律神経が乱れてしまうと、交感神経が優位になり、睡眠障害を引き起こしてしまいます。
また、自律神経を圧迫することによって自律神経失調症になり、めまい・動悸・抑うつ・体の痺れを引き起こす恐れがあります。
肩こりや首のこり
頚椎は前方にカーブしていることで、5キロ前後もある頭の重さを分散していますが、スマホ首により頚椎が真っ直ぐになることで、首に大きな負担をかけてしまします。首に負担がかかると、首の筋肉や肩周りの筋肉が緊張状態になり肩こりや首のこりといった症状が出てきます。
姿勢が悪くなる
スマホ首は頭が前に出ている状態になるので、見た目としては良くない状態になってしまいます。頭が前に出ている状態で、さらにデスクワークやスマホの長時間利用が続いてしまうと、背骨が丸まり猫背になります。また、猫背は腰痛の原因にもなります。
スマホ首の簡単セルフチェック
続いてはスマホ首かどうかのセルフチェック方法をご紹介します!
・方法1:壁に背を向けて立ち、かかと、お尻、肩甲骨、後頭部の4点をつける。その際に後頭部が壁につかない、つけられても胸が苦しい、姿勢の維持が難しい
・方法2:横から全身を写真に撮った際に顔が身体より前方に出る
以上の方法に当てはまっている方はスマホ首の可能性があります。
スマホ首の改善・予防方法
セルフチェックは皆さんどうでしたか?続いてはスマホ首やその疑いがある方に向けて改善方法をご紹介します!
スマホやパソコンの使用時間、姿勢を改善する
スマホやパソコンを使用する際には使用時間を決め、定期的に休憩を挟むことを意識し、使用中の姿勢は下を向くような姿勢だと首の負担が大きくなるので、スマホやパソコンは目線の高さにくるようにしましょう。
ストレッチをする
スマホ首は首や肩周りの筋肉が緊張して硬くなっていたり、猫背の姿勢になりがちです。ストレッチをすることでそういった緊張や不良姿勢を改善できます。
首と肩のストレッチ
1,椅子に腰掛け、左手は椅子のへりをつかむ。
2,右手を頭の上からまわし、左の耳の上に当てる。
3,右手でやさしく頭を右斜め前に倒し、左の首から肩にかけてを伸ばす。
4,そのまま20〜30秒キープ。反対側も同様に行い、この体操を2〜3回繰り返す。
猫背のストレッチ
1,腰の後ろで手を組み、腕を斜め下の後方へ引き下げるように力を入れます。
2,上を見上げるようにして上体をしっかり反らし、胸が伸びるのを感じます。
3,そのまま10〜30秒キープ。この体操を1日に何度も繰り返します。
睡眠時の枕に気を付ける
枕は高すぎず、柔らかすぎないもので、自分のサイズに合ったものを選びのが良いでしょう。枕が合わない場合はタオルなどで調節するのがおすすめです。
最後に
現代ではスマホやパソコンの普及により、生活が便利になった反面、スマホ首が原因で体の不調を訴える方は増えています。
スマホ首は見た目が悪くだけでなく、頭痛や睡眠障害など様々な健康被害を引き起こす恐れがあります。スマホやパソコンを使用する際の姿勢を気をつけたり、日頃からストレッチをすることで、スマホ首の改善・予防をしていきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました!