ストレッチで運動パフォーマンスを上げよう!柔軟性と運動パフォーマンスの関係について
皆様こんにちは!
カロトレケア千種店です。
体の柔軟性と運動パフォーマンスは密接な関係があることはご存じでしょうか?
柔軟性を向上させることで、姿勢が良くなったり、肩こりや腰痛などの体の不調が改善されるだけでなく、スポーツやトレーニングの成果は大きく左右されます。
今回は柔軟性と運動パフォーマンスの関係性について詳しく解説させていただきます。
柔軟性と運動パフォーマンスの関係
体の柔軟性を獲得することで運動パフォーマンスを向上させることができます。
しかし、柔軟性が高すぎると筋肉が緩み過ぎてしまい、力を発揮しにくくなることがあります。現在行っているスポーツやトレーニングに合わせた最適な柔軟性が必要になります。そのことを踏まえて柔軟性と運動パフォーマンスの関係を見ていきましょう。
動作の効率向上
柔軟性があると、筋肉が関節をダイナミックでスムーズに動かせるようになることで、無駄なエネルギーを使わない効率的な動作ができます。
パワー発揮
関節の可動域が十分に確保できていると、筋肉を広い可動域で使うことができます。これにより、筋肉が最大に伸びた状態から短縮することで、より多くのエネルギーを生み出すことができます。
柔軟性があるとトレーニングで広い可動域で鍛えることができ、筋繊維の動員数が多くなります。その結果、トレーニング効果をより高いものになります。
怪我の予防
運動前にストレッチをして体を温め、血行を良くすることで怪我の予防をすることができます。また、筋肉や腱が硬くなることで起きる捻挫や肉離れをストレッチで筋肉や関節の可動域を広げることで防ぐことができます。
怪我をしなくなる結果、継続してトレーニングや練習を行えるので、運動パフォーマンス向上に繋がります。
疲労が溜まりにくくなる
柔軟性があると、無理のない自然な動きが可能になり、筋肉や関節にかかる負担が減少し、疲労が溜まりにくくなります。また柔軟性のある筋肉は、血管が圧迫されにくく、血流がスムーズに流れます。その結果、疲労物質の除去が促進され回復が早くなります。
運動前後に行うストレッチ
運動前後で推奨されるストレッチは変わります。目的に合わせて使い分けをしていくのがおすすめです。
ダイナミックストレッチ(動的ストレッチ)
ダイナミックストレッチとは、関節を動かしながら筋肉を伸ばす運動形式のストレッチで、運動前のウォーミングアップに適しており、血流を促進して筋温を上げ、柔軟性向上や運動能力向上に役立ちます。ダイナミックストレッチは伸ばしたい筋肉(主働筋)と反対の筋肉(拮抗筋)を意識的に収縮することによって主働筋を伸ばしていく方法になります。
ダイナミックストレチの例:ラジオ体操、腕回し、屈伸運動など
静的ストレッチ
静的ストレッチは運動後や入浴後に行うのがおすすめで、反動や弾みを使わずにゆっくり伸ばしていき、伸ばした状態で維持するストレッチです。柔軟性の向上、筋肉の緊張緩和、疲労回復、関節可動域の拡大などの効果があります。また、深呼吸を入れながら実施することで副交感神経を刺激し、リラックスさせる効果もあります。
静的ストレッチの例:長座体前屈、腕クロスなど
まとめ
今回は柔軟性と運動パフォーマンスの関係についてお話しさせていただきました。
柔軟性を獲得することで、運動パフォーマンス向上に繋がることが分かったのではないでしょうか?
しかし、必要以上の柔軟性を獲得することで、悪影響を及ぼすこともあります。皆さんがされているスポーツや運動に合わせた柔軟性を獲得していきましょう。
また、運動前後で目的に合わせたストレッチを使い分けして、より良いフィットネスライフを送っていきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。