ぎっくり腰の原因と予防をご紹介!!
皆さんこんにちは!
カロトレケア千種店です。
荷物を持ち上げようとしたり、くしゃみをした時など何気ない日常動作で腰に激痛が走り、その場から動けなくなったことはありますか?
今回はそういった「ぎっくり腰」について、原因と予防も含めてお話しさせていただきます。
そもそもぎっくり腰って?
一般的な「ぎっくり腰」とは重い物を持ち上げたり、ゴルフや野球のスイングのような腰に直接的な負担がかかったと思われる時だけでなく、くしゃみや洗顔、ベッドから起き上がる時など、ふとした瞬間に起きてしまうことがあります。
このように突然、激痛に見舞われることから欧米では「魔女の一撃」とも呼ばれています。
ぎっくり腰の原因
ぎっくり腰の主な原因を4つ紹介します。皆さんも当てはまっていないか確認しましょう!
1,筋肉の疲労と蓄積
長時間の重労働や立ち仕事、あるいはデスクワークなどで長時間座り続けることで、腰回りの筋肉に疲労が蓄積します。疲労が限界まで蓄積した筋繊維は、ベッドから起き上がる時や洗顔などの些細な負荷で損傷し、ぎっくり腰になってしまいます。
2,急な動作や突然の過負荷
中腰などの腰に負担がかかりやすい姿勢での急な動作や突然の過負荷、準備運動なしでの運動などもぎっくり腰の原因としてよく見られます。
急な動作や突然の過負荷によってぎっくり腰を起こす、いくつかの例をご紹介します。
・重い荷物を急に持ち上げる
・高いところからの着地
・咳やくしゃみなどによる腰部への突然の負荷
・準備運動なしでの激しい運動
3,加齢や体質による影響
加齢によって筋力や柔軟性の低下が見られます。筋力の低下によって腰を支える力が弱まり、柔軟性の低下は腰への突然の動きに対できなくなることで、ぎっくり腰が起きやすくなります。
また、加齢によって椎間板の水分量が減少し弾力性が失われ、衝撃を和らげる能力が下がることで、ぎっくり腰のリスクが高くなります。
ぎっくり腰は肥満や脊椎の形状異常などの体質によっても影響します。肥満によって腹部の脂肪が多くなることで、腰を反る姿勢が強くなり、腰への負担が大きくなります。
4,不良姿勢
猫背や反り腰などの不良姿勢になることで、腰やその周りの筋肉への負担が大きくなり、疲労が蓄積してしまいます。ぎっくり腰の1つ目の原因でも説明しましたが、腰回りの筋肉が疲労することで、腰への些細な負荷でもぎっくり腰になってしまいます。
予防方法
正しい姿勢と動作の意識
荷物を持ち上げる時には中腰で動作するのではなく、腰を落として荷物を自分に近づけ、脚の力を使って持ち上げるようにしましょう。
デスクワークなどで長時間座る時には深く椅子に座るようにし背もたれには背中を軽く沿うようにし、お尻が前に出て骨盤が後傾しないよう、真っ直ぐな姿勢になるように座りましょう。
適度な運動とストレッチ
腰椎を支える腹筋や背筋を鍛えることで、腰にかかる負担を軽減することができます。週2回程度を目安にトレーニングすることで、効果はしっかりと出ます。
下半身や腰回りを中心にストレッチすることで、筋肉や健の柔軟性が高まり、腰回りへの突然の負荷にも対応できるようになります。
適正体重の維持
体脂肪の増加などで体重が増えると、腰への負担が増加してしまいます。適正体重を維持するためには普段の食生活に気をつけ、バランスの良い食事をすることを心がけましょう。また、運動をすることで体脂肪と体重の減少をさらに促せるので、運動習慣も身につけるようにしましょう。
最後に
何気ない動作で突然起きてしまうぎっくり腰ですが、普段の姿勢や動作の意識、運動やストレッチをし、腰回りの筋肉を鍛え、リラックスさせることでぎっくり腰の予防をすることができます。
また、ぎっくり腰になってしまった場合は無理な動きは避け、症状が酷い、1ヶ月以上経っても症状の改善が見られない場合など、必要に応じて病院の診察を受けるようにしましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。